- ZUBIRI→Pamplona 20km
- 膝と腰の痛み、足指の水膨れ、とにかく朝起きたら体中が痛い
- 頑張るとかのレベルじゃないので、今日は1日おやすみ
- ZUBIRIで延泊する気になれず、タクシーでPamplonaへ
巡礼おやすみ
朝5時に起床、6時に出発というカミーノタイムに合わせようとするも
一向に体が動かない。目だけが覚めて、からだはベッドに沈み込むように重たい。
事情を伝えて、オーナーにチェックアウトの時間を延ばしてもらう。
アルベルゲ(巡礼者用の宿)は、チェックアウトが8時と決まっている。
そして延泊は(基本)できない。
誰もいない8人ベッドの部屋で昼頃まで寝かせてもらって、ようやく起き上がる。
這いつくばりながら、荷物をとりあえずリュックに詰め込んで、さてどうしよう。
足を引きずりながら歩くか、もう1泊どこか近くの宿に泊まるか。
二択が頭によぎったけれど、どちらも気分が乗らない。
体育会系の根性で歩く、みたいなことはここではしたくないしする必要がない、
それに、ZUBIRIはとても小さな田舎村であたりに何もなく、食事も美味しくない…。
行き詰まった時に、ふとタクシーが横切った。
「あ!!!!!これだ!!!」と思った。
次の街Pamplonaは、大きい街。そして美食の街なんだった!
カミーノ巡礼者としては、邪道かもしれないけれど、
この旅では誰かが決めたルールよりも、自分の気持ちを優先させてあげたい。
そう決めて道端でタクシーが待つこと1時間。一向に来ない。
タクシー会社に電話しようもスペイン語話せないし、、、
暑い午後の時間帯はシエスタで誰も外にいない。。。
ピンチ!!!と思いつつ、目に入ったのは近くのお家のピンポンボタン。
寝てるかもしれないけどとりあえず押してみる。
「ぴんぽーーーーん」
「・・・」
「・・・・」
「・・・・・」
やはりシエスタか。。。と呆然としていたら、
突然目の前を絶対地元の人じゃないよね、、、
誰!?という感じのバブルっぽいお姉さんが歩いてきた。
「すみません、タクシーを1台ここに呼んでもらえませんか?」(Goole 翻訳さまさま)
「あ、いいわよ!」
ナーーーーーーーーーーーイス!!!!
ありがとうお姉さん。
リュック背負って、近くのスーパーすら歩いて行くこともできない程の辛さだったから助かった。
宿でてから水も飲めてない状態だよ。喉がカラカラ。。。
イケイケ姉さんが女神にみえた。
お姉さんが電話してくれてから5分もたたずにでっかい白いベンツタクシー登場。
ものの30分でPamplonaに到着した。
(普通に歩いたら、5.6時間はかかるものを…。車ってすごいな、、、と改めて痛感)
この街ではアルベルゲではなく、Air bnbで宿をとってここでしばらく休息することに。
それにしても足・腰なんでこんなに痛いんだろう。。。靴もいいやつだし履き慣れてる。
ワセリンだってたっぷり塗ったんだけどなぁ(・・;)
そして滑り込むようにベッドに倒れて、爆睡。
起きてシャワー浴びて、また寝るところ。
相当、疲れているみたい。
おやすみなさい〜